コロナウィルスに関して~臨時号~
臨時号をお届けします。
号外なのですが、コロナウィルスに関しまして、このブログを読んでくださっている皆さまにお伝えしておきたいことを少し書こうと思います。
尚、僕はウィルスや細菌、伝染病のことなどに関しましては専門外ですので、その危険性などには触れません。あくまでも1/代替医療の従事者という立場から書かせていただきます。
先ず、冒頭で言っておきたいのは、マスコミ(特にテレビを中心にした放送メディア)の❝怖がらせ❞に反応し過ぎないで欲しい、ということです。
その理由は、情報の信憑性や演出の方法論がどうのこうのということではなく、皆さんの大切なカラダが本末転倒な悪循環に晒されてしまうからです。
我々のカラダは、強烈なストレスを受けて、恐怖に怯えるような状態になったりパニックのような状態になりますと、事が落ち着いた頃になってから免疫力が著しく低下した状態に陥るというリスクを背負います。
昨年秋、台風19号の直後から約2ヶ月あまりの間、「原因不明の体調不良」で訪れたお客さんが急増しました。その方々に共通していたのは、心臓の疲労を伴う身体機能の低下と孤独感や虚脱感を伴う鬱症状などで、しかもそれらが長期化しているという…それはPTSDと言っても差し支えないであろう症状でした。また、その中には「あの台風(19号)の後くらいから…」という自覚をされている方も結構いらっしゃいました。
では、台風19号は他の台風と何が違ったのでしょうか?
圧倒的に違っていたもの、それは台風そのものの質ではなく、接近に伴って各放送メディアが競うようにして放った「警戒を呼びかける情報」です。
今にして思えば、それはあたかも「何をしても死んでしまうのかも知れませんが…」という前提の物言いで、それが国民に向けて絶えず繰り返されたのでした。
勿論、最悪の想定もしなければならないであろう局面では、命を守ることこそが最優先であり、メディアからすれば必要に迫られた結果、「軽んじてはいけない」ということを伝えたいがあまりに行ったことで、見る者、聞く者に心的ダメージを与えようなどという気はさらさら無かったことと思います。
が、その良かれとした結果が、逆に大勢の人々のその後の健康を脅かすことになってしまったのだなぁという…何とも釈然としない感覚が、僕の気持ちの中には未だ残っています。
僕自身もこのコラムの11月号で、緊急事態としての警戒を呼び掛けており、今となってはとても複雑な心境です。
そしてコロナウィルス騒動が加熱する今現在、お客さんのカラダを診ながら感じているのは「あの時に似ているなぁ」ということです。それは、心臓が疲れている人の頻度が急速に高まっていることなどから実感することでもあります。
何のウィルス相手であれ、何の恐怖相手であれ、「怖がる」こと自体は身を守ってくれません。
どんな状況下であっても身を守ってくれるのは「適切な備え」であると、僕はそう思っています。「適切な備え」=トイレットペーパーを買い占めること? 違います。
「適切な備え」として今すべきことは、コロナウィルスを怖がることではなく、「免疫を高めるための日常的行動」です。
日光(極力午前中)を浴び、深い呼吸(複式~胸式~吐き切る)を心掛け、積極的に水(できればミネラルウォーターを白湯にして)と質の高い栄養(ビタミン&ミネラル&繊維質を意識)を補給し、身体(特に小腸)を冷やさないようにし、しっかり歩き、充分な休息を摂る。
これらを❝楽しみながら❞日々続けてみてください。
皆さまの健康を心よりお祈り申し上げます。
具体的に判らない、方法論で迷う、もっと詳しく知りたい、などの際は、私香野まで(0466-298-0688:えのすぱ代表)お問合わせください。また、整体を受けることも免疫を上げる手段として非常に有効なのですが、外出すること自体のリスクを考慮しなければいけない状況下となってしまいましたので、推奨するという姿勢は控えさせていただきます。
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